ドローンコラム
ドローン国家資格の更新講習とは?
有効期限・受講時期・手続きの流れを解説
こんにちは。ドローンスクール海老名です。
一等・二等無人航空機操縦士の国家資格を取得した方の中には、
「ドローンの国家資格にも更新が必要なの?」
「更新講習はいつ受ければいい?」
「講習を受ければ更新は完了するの?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドローンの国家資格である「無人航空機操縦者技能証明」には有効期限があり、資格を継続するためには更新手続きが必要です。
今回は、ドローン国家資格の更新講習について、有効期限・受講時期・講習内容・更新までの流れを分かりやすく解説します。
※本記事は2026年8月時点の制度をもとに作成しています。
ドローン国家資格の有効期限は3年間
無人航空機操縦者技能証明の有効期間は、一等・二等ともに3年間です。
一度取得すれば無期限で使用できる資格ではなく、引き続き技能証明を保有するためには、有効期間内に更新する必要があります。
更新には、
- ・登録更新講習機関での更新講習
- ・身体適性の確認
- ・DIPS2.0での更新申請
まずは、お手元の技能証明書に記載されている有効期限を確認しておきましょう。
「更新講習」とは?
更新講習とは、技能証明の更新に必要となる講習で、国土交通大臣の登録を受けた登録更新講習機関で受講します。
ドローンに関する法律や制度、飛行ルール、安全運航に必要な知識は、資格取得後も改正・更新されることがあります。
更新講習では、主に次のような内容を学びます。
- ・無人航空機操縦士技能証明制度
- ・操縦者が守るべきルール
- ・事故・重大インシデントの事例と教訓
- ・最近の制度改正
- 運航ルールや事故防止に関する情報
更新講習では実技も行う?
通常の更新者については、学科講習のみとなっています。
2026年6月時点の国土交通省資料では、通常講習の時間は次のとおりです。
- ・一等無人航空機操縦士:75分
- ・二等無人航空機操縦士:50分
ただし、技能証明の効力停止処分を受けた方については、通常とは異なる講習となり、実地講習が必要になります。
更新はいつからできる?
技能証明の更新申請は、有効期間満了日の6か月前から1か月前までに行う必要があります。
たとえば、有効期限が2027年3月31日の場合は、その約6か月前から更新手続きを進めることができます。
また、更新申請に使用する更新講習修了証明書は、更新申請前3か月以内に修了したものである必要があります。
そのため、「更新できる時期になったからすぐ講習を受けなければならない」というわけではありません。
更新申請を行う時期から逆算して、講習を受ける日程を決めることが大切です。
有効期限の直前になると、希望する講習日程が取れない可能性もあるため、早めに有効期限と受講先を確認しておくと安心です。
国家資格を更新するまでの流れ
更新講習を受けただけでは、技能証明の更新は完了しません。
大まかな流れは次のとおりです。
STEP1 DIPS2.0の登録情報を確認
DIPS2.0へログインし、技能証明申請者番号の登録情報を確認します。
更新講習を受講する登録更新講習機関についても、DIPS2.0上で登録・確認します。
STEP2 更新講習を受講
登録更新講習機関で更新講習を受講します。
講習を修了すると、「更新講習修了証明書」が発行されます。
STEP3 身体適性を確認
更新時にも、身体適性の基準を満たしていることを確認する必要があります。
二等無人航空機操縦士や、最大離陸重量25kg未満の限定がある一等無人航空機操縦士については、一定の条件を満たせば、有効な運転免許証を身体適性の確認書類として使用することができます。
条件によって必要な書類が異なるため、ご自身の資格区分に合わせて確認しましょう。
STEP4 DIPS2.0で更新申請
更新講習と身体適性の確認が完了したら、DIPS2.0から「有効期間の更新」を選択して申請します。
更新講習修了証明書や身体適性に関する書類などを提出し、所定の更新申請手数料を納付します。
申請内容の確認が完了すると、有効期間が更新された新しい技能証明書が発行されます。
更新にかかる費用は?
更新時には、主に次の費用がかかります。
- ・更新講習の受講料
- ・必要に応じた身体適性検査の費用
- ・国への更新申請手数料
受講先を選ぶ際は、料金だけでなく、講習日程や申込方法、身体適性検査への対応なども確認しておくとよいでしょう。
更新講習を受けただけでは更新完了ではありません
更新手続きで特に注意したいのが、「更新講習の修了=国家資格の更新完了」ではないという点です。
更新講習を修了した後に、身体適性に関する確認を行い、DIPS2.0から更新申請を行う必要があります。
講習を受けて安心してしまい、DIPS2.0での申請を忘れないよう注意しましょう。
また、有効期間内に更新を行わなかった場合、技能証明は失効します。
期限を過ぎてから慌てることがないよう、余裕を持って手続きを進めることが大切です。
ドローンスクール海老名でも更新講習の準備を進めています
ドローンスクール海老名では、ドローン国家資格の更新講習を実施できるよう、登録更新講習機関としての準備を進めています。
現時点では、更新講習の受講受付は開始しておりません。
講習体制の整備などが完了し、実施時期・受講料金・申込方法などの詳細が決まりましたら、ホームページで改めてお知らせいたします。
すでに一等・二等の技能証明をお持ちの方は、まずお手元の技能証明書に記載されている有効期限をご確認ください。
なお、有効期限が近づいている方は、当スクールの更新講習開始を待たず、現在受講できる登録更新講習機関を確認し、期限内に手続きを進めるようにしてください。
まとめ|有効期限を確認して早めに準備を
ドローン国家資格の有効期間は、一等・二等ともに3年間です。
資格を継続するためには、更新講習を受講し、身体適性の確認を行ったうえで、DIPS2.0から更新申請を行う必要があります。
ポイントは、
- ・有効期間は3年間
- ・更新申請は有効期間満了日の6か月前から1か月前まで
- ・通常の更新講習は学科講習
- ・更新講習を受けただけでは更新は完了しない
- ・最後にDIPS2.0での更新申請が必要
ドローンスクール海老名でも、更新講習の実施に向けて準備を進めています。
詳細が決まり次第、ホームページでお知らせいたしますので、国家資格をお持ちの方は、ご自身の有効期限とあわせてご確認ください。
参考・出典
・国土交通省「無人航空機操縦者技能証明等」
・国土交通省「技能証明の更新制度及び登録更新講習機関制度について」
・国土交通省「無人航空機操縦者技能証明の更新手続き」
・DIPS2.0「技能証明申請手続操作マニュアル」